作品紹介③

「丹後二俣紙 手漉き和紙の製造技術」京都府福知山市
 福知山市大江町を代表する産業であった和紙つくり「丹後二俣紙」はその伝統的な手漉き和紙つくりの技術を今に伝えます。 この和紙の大きな特徴は、原料である楮を自分たちで栽培することから紙づくりを行っていることです。原料は大江町内の由良川流域及び宮川流域産のものに限り、原料の伐採、カゴ(緒)蒸し、剥皮作業、煮熟、叩解、紙漉、圧搾、乾燥まで伝統的方法により行っている。その歴史的背景、地域性、技術を調査研究し、手漉きの和紙つくりの工程を撮影・記録するとともにそれぞれの目的に合わせて構成・編集を行いました。